GIC
文字の大きさ
  • 標準
  • 拡大

母子寡婦福祉会の歴史

ひとり親家庭守り70年

 市内のひとり親家庭を支援しようと活動している「小田原市母子寡婦福祉会」が創立70周年を迎え、これを記念した福祉大会が市内で開かれました。戦後まもなく全国に先駆けて発足した同会は、「子育てに悩む親を支えたい」という思いで70年の歴史をつないできました。

 同会は1948年、戦争で夫を亡くした女性を支援する団体「小田原ウィドウスクラブ」として発足。54年に市未亡人会、74年に市母子福祉会と変わり、95年から現在の名称となりました。

 現在、20歳未満の子どもがいる母子・父子家庭の世帯主が63人(子どもは89人)、成人した子どもがいる「寡婦」101人の計164人が会員として所属しています。運営はかつて自らも支援を受けていた元会員たちがあたっています。

 経済的な不安や働きながら子どもを育てることへの難しさ、離婚調停など会員が抱えるさまざまな問題に対処することも同会の役割の一つ。情報交換や子ども同士の交流の場として年始の食事会、バス旅行なども企画しています。

 このほか心理的な支援だけでなく経済的にも援助しようと、68年から現在も継続している市立病院内の売店を経営。収入の一部を同会の資金に充てています。